今回の快適化では、運転席からよく見えない『左斜め後方』の確認のため、
カメラを設置します。
この快適化に来るまでのブログは⬇️この2つです。
バンコン キャンピングカーの運転席からの視界 左斜め後ろは見えますか?
バンコン キャンピングカーの運転席からの視界 左斜め後ろが見え無いからカメラを購入した
今回の快適化に使ったAuto-Vox M1に入っていた
Y型接続端子は、前にドラレコ取付をした時の残り物
ドラレコのACC電源は⬆️この15Aヒューズ電源で取ってるので、
Y型接続端子でカメラモニター用の電源を分岐させました。
付属品で入ってるエレクトロタップは観賞用です。
配線を通す穴の径と電源用の赤い配線の太さが
全く合ってませんので、見るだけで使えません。
左:穴の中に見える縦せんが端子の切り込み
右:サイズ確認で電源用の配線を入れてみた
配線が中でガバガバ状態ではダメじゃん。
エーモンの配線コネクターなら問題なさそうですが、
ON-OFFスイッチをつけるにはギボシ端子が必要なので、
全てギボシ端子で接続しました。
ギボシ端子とアース用のクワ型端子の取付け完了
このエーモンの初心者用の工具セットが役立ちました。
取付の用意ができたので、最初に動作確認をします。
モニターに映像が映ったので動作確認OK
ではモニターとカメラを設置して配線します。
まずグローブボックスを外します。
取外し取付けで周りに傷がつかないように養生します。
外すのはそれほど難しくはないですが、
はめるのはコツがあるみたいで結構大変です。
スイッチを取り付けるため、エアコンパネルのスイッチホールカバーを
外します。取り外したグローブボックス側から手を入れ、
中から押せば、ポコっと外れます。
下側は中側にカプラーがあったので上を使います。
外したスイッチホールカバーは捨てずに保管します。
表からON-OFFスイッチを差し込みます。
エーモン製ですが純正品みたいにピッタリ(笑)
スイッチの配線を繋ぎます。
赤線の反対側は、ACCヒューズ電源の分岐へ繋ぎます。
黒線の反対側は、カメラモニターの電源線へ繋ぎます。
モニターの設置場所はこの辺りなので、特に悩むことはありません。
問題はカメラ。何処にどうやって固定するか❓
@ アシストグリップ
位置としては良さげだが、四角のステーが邪魔。
カメラをステーから切りた後アシストグリップに
カメラだけをどうやって固定するか❓
角度調整も難しそうなので、この位置はパス。
@ Aピラー / カーテンレール
Aピラーカバーには引っ掛けるのは、難易度が高そう。
カーテンレールに固定するとしても、カーテンレール側の
面積が小さすぎるので、コレも難易度が高そう。
この位置もパス。
@ ダッシュボードのコーナー
加工はカメラの角度調整だけでポン付け可能❓
この向きで取り付けをすると、カメラを死角方向に向けれるか❓
金具の長さがギリギリっぽい。
裏表反対にした場合ならカメラの向きは問題なさそう。
でも設置後が、四角のステーからカメラが伸び出てる状態は
ちょっと不細工っぽい。
四角のステーの上にモニターが来るようにして隠すか、
ハイエースのミニカーでも飾ってごまかすか。
簡単に、かつブレないように固定したいので、ちょっと不細工だけど、
しゃーないか。
とカメラをいじりながら取り付け位置を見てた時、閃きました💡❗️
この位置。ダッシュボード上もゴチャゴチャしないし
左斜め後方もバッチリ映せる。
この面は少し配線が露出するけど、普段は見えないし。
助手席乗る人には丸見えだけど、ドンマイで。
配線をウエザーストリップ内でここまで持ってくれは
中に通せてばきれいに隠せる。
ここで決まりです。
カメラの角度調整は手力なので、慎重に細いステーを
捻ります。
取説には記載が無かったですが、カメラは回転するので
角度調整は向きだけ気をつければOKでした。
あとは、全ての配線をグローブボックス奥側に隠し、
グローブボックスを元に戻して完了。
グローブボックスを戻すのが、1番難しかったです💦
運転席から見るとこんな感じです。
モニターの固定用吸盤は、ダッシュボードには密着しないので
直接設置は不可。フロントガラスに固定しました。
ON-OFFスイッチの反応時間は、普通のバックモニターの
反応時間と変わらないので、必要な時だけONで
左斜め後方が見えるようになりました。
<見える範囲の確認>
助手席ドアとスライドドアから、運転席と180度反対方向に
キャリーケース2つとスツール1つを設置。
運転席から首だけ捻って見える範囲
前方へ乗り出して見える範囲
運転席からスライドドアの窓から見える範囲
カメラで見える範囲
死角の中のキャリーケースとスツール、その周りが全て映ってます。
ドアミラーが結構映り込んでるので、カメラ角度調整が必要かな。
実際に、斜めの交差点⬇️を走ってみました。
確認方向がBピラーより後方になる交差点角度
確認方向がBピラー方向になる交差点
どちらの場合も、交差点に差し掛かった時にカメラをONにし、
左斜め後方を確認し、安全に通過できました。
今まで見えなかった左斜め後方は見えるようになり、
お一人様運転が快適になりました。
❗️このカメラモニターの注意点❗️
これはバックモニター用なので、カメラから見える映像を
モニターでは左右反転して映してます。
映像の正像/鏡像切替機能はついていません。
これだけだと、何❓ と思いますよね。
バックモニターは運転席からモニターを見ながら
後方を確認するものなので、
『前を見ながら後ろを確認』しています。
カメラより後方にある景色は、車の進行方向に対して、
左側にあるのもは左側に、右側にあるものは右側に映ります。
運転席から振り返って後方を見ると左右が変わります。
ぱっと見、運転席側のドアミラーに見えますが、助手席側です。
カメラより後方右側に助手席ドアミラーがあるので、
進行方向に対しては左側になり、モニターでは左側に映っています。
助手席の窓からは目視確認するイメージがあり、
ドアミラーがあるとそれを基準にして映像をみてしまうので、
違和感を覚えます。
カメラの撮影方向を調整して、ドアミラーがあまり映らないように
してみました。
ドアミラーを極力意識しないようにすれば、
左右反転していても、さほど違和感はないかな。
悩んで選ばなかったこのカメラモニターには、
正像/鏡像切替機能がついていますが、暗視機能がついてません。
正像/鏡像切替機能を取るか❓ 暗視機能をとるか❓
それとも、もうちょっと高価な
両方の機能がついてるカメラモニターを購入するか❓
の選択です。
このカメラでしたいことは、
斜めの交差点のようなところ一時停止した時に
左斜め後方の安全確認。死角を見ることです。
人や車は来てないか❓
モニターの映像では奥から手前方向の動きになので
このカメラが予算内でつけれて満足です。
今回の快適化の費用は
カメラモニター:4,440円、ON-OFFスイッチ:888円
合計:5,328円でした。
Cheers,
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