トイファクトリーGT 快適化 #17
ドア周りの風切り音低減 & 室内遮音性UP
DIYがカテーテルドクター❓❗️

キャンピングカー

バンコン GTのドア周りの風切り音低減 & 室内遮音性UPするためにDIYします。

方法は簡単です。全てのドアのウェザーストリップ内にシリコンチューブを通すだけです。

これはハイエースの定番の快適化で、多くの方が実施し結果が認められており、

ネットに事例がたくさん紹介されていますので、GTにもぜひ施工したいと思います。

これで高速を運転している時の、風切り音が抑えられたら嬉しいです。

期待できる効果:

  1. ドア周りの風切り音の低減
  2. 車内の遮音性 & 気密性アップ

施工場所:

ドア全部:左右フロントドア ・スライドドア・後方ハッチドア

購入したもの:

  1. シリコンチューブ
  2. シリコンスプレー

  

シリコンチューブは観賞魚の水槽にエアーを送るチューブです。

車のウェザーストリップが黒なので、この快適化には黒を購入しました。

施工後は見えませんが。。。

ビニール製のチューブ使うと、劣化してベトベトに変形する恐れがあるので

シリコンチューブ使用が絶対みたいです。

シリコンスプレーは潤滑剤材で、チューブをウェザーストリップ内に

スイスイ通すために使います。

シリコンスプレーも種類が多いので、無溶剤明記で選びました。

潤滑スプレーは556などを使うとゴムを溶かしてしまうので、

成分には要注意です。

材料を揃えるのに悩む点が、シリコンチューブの長さ

結論から言うと、今回使ったシリコンチューブは35mくらいでした。

しばらく乗ってみて、追加するとなれば、あと15m欲しいです。

この快適化の前に、実際にウェザーストリップの長さを測って見ました。

歩留まり含んでバンコン1台に25mくらいです。

但し、これはウェザーストリップにシリコンチューブを

1本通しただけの場合です。

何を悩むかと言うと、参考にさせて頂いたブログでは、

『シリコンチューブは2本以上入れた方が効果が出る』

と書かれていた点です。

2本以上って、3本入れば更に良いてこと❓

2本なら50m。3本なら75mです。

足らないより余った方が良いので、取り敢えず100m購入しました。

そこまで高いものでもないし、余ればオクで売れるかな。。。 

箱の中の状態。チューブは箱側面の穴から出せるようになっているので、

出してみました。

見た目使い勝手が良さそうですが、実際は残念なやつでした。

チューブが柔らかく束が重いので、引っ張っても

チューブは箱から出てくるより伸びる方が多いです。笑

ではカテーテル術を始めます。

スライドドア

途中で詰まっている所がなさそうなので、この下から入れました。

チューブはウェザーストリップ内で動かないと思いますが、

重力には逆らえません。

両端は下側にくるようにした方が、気持ち的に安心です。

事前に何箇所かに、シリコンスプレーを吹いておきます。

上方向ですが、思ってた以上にスイスイ入って行きます。

これがカテーテル術か❗️と少し笑みがこぼれます。笑

そのうちスイスイが止まります。

ウェザーストリップをマッサージしながら続けると少しは進みますが、

ふにゃふにゃのチューブには限界があります。

ウェザーストリップを触ればチューブがどの辺まで入っているか分かるります。

進みが鈍くなったチューブ先端の近くの空気穴から、

チューブ先端を一旦引き抜きます。

この時、マイナスドライバーを使う場合は、

穴を傷つけないように注意が必要です。

らかいゴムなので、亀裂が入ると簡単に裂けます。

マイナスドライバーを使う場合は、気穴より小さいサイズをお勧めします

精密ドライバーでも全然良いと思います。

私は1箇所裂いてしまったので、途中から針金をフック状に曲げたものを作り、

チューブを引っ掛けて引き抜きました。

スライドドアのウェザーストリップは幅が広いので、チューブを2周させます。

チューブを2周分引き出し、ここからカテーテル再開です。

この作業を” SPG (Stop, Pull & Go)と呼ぶことにしました

この作業を繰り返し進みます。

スライドドア右下にある空気穴が短い間隔で2つあります。

この赤丸辺です。

実際に全てのハイエースが同じかどうか分かりませんが、

この穴は他のよりサイズが小さく、この穴辺のストリップの材質も

少し違います。この穴は強度が全くなさそうなのでパスしました。

SPGすると多分穴が裂けると思います。

その次の穴で SPG します。

スライドドアでは、2周チューブを回しました。

スライドドアはイージークローザーが付いているので、

閉まるときに『ぎゅーぅ』と閉まり、密閉されてる感が

良く分かります。スライドドアは2本で十分かな。

後方ハッチドア

ハッチドア上部中央にある空気抜きの穴からチューブを入れます。

リアハッチは、コーナーは鋭角でなく他は直線なので進みが早いです。

途中SPGを2回くらい行って進んでいたら行き止まりました。

リアハッチはウェザーストリップの中がこの場所で行き止まり。

反対側に必要となるチューブの長さで切り、

その先を同じ穴から入れ左半分にもチューブを通します。

行き止まりまでいったら、1本目完了です。

リアハッチを閉めてみましたが、密閉度がかなり高くなり

思っていた以上に力を入れないと閉まりません。

イージークローザーが欲しいです。

開けるときは、『ボンッ❗️』と開くので、

リアは1本で十分と思い、2本目は入れませんでした。

フロントドア

フロントドアには、ボディ側に1本、ドア側に2本の計3本

ウェザーストリップが付いています。

運転席 – ボディ側

ボディ側のウェザーストリップには角に開口部があるので、

ここから簡単にチューブが入れれます。

ボディー側は幅が広く距離が短いので、

数カ所シリコンスプレーを吹いてやれば、

カテーテル術でスイスイと一気に終点まで抜けていきます。

残りの反対側はここまでです。

この長さに合わせてチューブを切り、通して完了。

運転席 – ドア側

ドア側にはドア全体を取り巻くウェザーストリップと、

タイヤハウス周りの2箇所です。

運転席 – ドア全体

ドア全体のストリップは、この位置で中が詰まっています。

詰まっている上部の穴から上に向けてカテーテルします。

途中で SPG します。

行き止まり前の最後のSPGです。

ここで行き止まりまでの長さでチューブをカットし通します。

これで1本目終了です。

運転席 – タイヤハウス周り

この位置に開口部があるので、ここから通します。

GTは寒冷地仕様なので、上方向の部分にもウェザーストリップが

付いているため、そこに通せるだけ通します。

タイヤハウス側で必要な長さのチューブをカットし、

タイヤハウス先端まで通します。

先端が出たら完了です。

助手席 – ボディ側

運転席と同じように、この位置からチューブを入れます。

前方が抜けたら、反対側にチューブを通して完了。

助手席 – ドア全体

この場所からチューブを入れます。

後は運転席側と同じようにシリコンチューブを通して1本目が完了です。

助手席 – タイヤハウス周り

ここからチューブを入れ、寒冷地仕様に通します。

この位置は90度くらいに曲がっているため、うまく右側に出せません。

運転席側は問題なく通せたんですが。。。

無理してウェザーストリップを破ってしまうのは最悪です。

試しに補助の針金をチューブに通してやってみました。

成功〜❗️うまく通せました。

タイヤハウス前方の先端までの長さのチュープに合わせて切って

最後のカテーテルで、一気に通して終了です。

フロントドアはボディ・ドア側全てのウェザーストリップに

チューブは2本入りそうですが、まずは1本で様子を見ます。

2本目を入れるかどうかは、しばらく乗ってみて

風切り音を確認してから決めることにしました。

このドア周りの風切り音低減 & 室内遮音性UPで参考に

させていただいたブログは2013年くらいのものです。

ハイエースが始めなのか、他の車種からの応用なのか分かりませんが、

この静音をはじめに考えた人は、凄いとしか言いようがないですね。

 

Cheers,


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コメント

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