いつ来るか分からない地震。この先2〜30年以内に大地震が来ると言われて続けてる中、災害対策はしてるようでしていない。
特にキッチンは、割れ物が多いので対策をしようしようと思って早数年。割れ物を入れているキャビネットドアのロックを購入して半年ちょっと。
雨でやることなかったので、とうとう重い腰を上げて取り付けた。
取り付けたのは、ムラコシ精工の開きドア用の耐震金具PRR-TSAというもの。地震で揺れるとロックがかかり、地震が収まるとロックが解除する、らしい。
ラッチ本体、受けフックと取り付け治具
本体250円、受け側70円、取り付け治具300円と手頃だ。
PRR-TSAαという取り付けジグ不要のより簡単にDIYができるセットもあったが、価格が1セット2,000円と結構高い。
ラッチが17セット必要だったので当然αでないノーマルの方を購入したが、それでも結構な金額になった。治具は使い回しできるので1個しか購入してない。
取り付けは最初の1セットを取り付けてしまえば、あとは単純なリピート作業。DIYの難易度は低いが、ねじ固定が地味に疲れる。
本体に治具を組み付け、キャビネットに合わせ位置決めをし、ねじ穴にマークする。
推奨ネジが3.5のなべネジなので、ネジが板、ドアを突き抜けないように12mmを使用。
メーカーの施工説明ビデオでは、キリで下穴をしてからネジで固定とあったが、キリの下穴では、その後のドライバーでネジを回し込む作業が、めちゃくちゃ硬かった。
途中、ドライバーがしんどかったので電動ドリルを試したが、持っている電動ドリルでは、3.5×12のなべネジには使えなかった。固定する側の部分の素材にもよるんだろうが、キリの下穴は1箇所で挫折し、残りはドリルで下穴を空けドライバーでネジ固定をした。
本体に治具を再度取り付け、ドアを閉じてドアを強く押しつける。すると、治具についているネジが、ドアのフック固定位置に凹傷をつけてくれる。
この治具はマジに賢く、本体位置決めもキャビネットコーナーに合わせるだけで出来たので、ちょっと感動した。
写真はたまたま治具のネジがドア側にめり込み治具がドアに付いた形になったが、ほとんどの場合、傷が2箇所ついただけで、治具は本体側に残っていた。
これを残り16箇所に同じ作業の繰り返し。なんだかんだで半日労働になってしまった。
両開きのキャビネットドアにはフリータイというもので固定した。
とりあえずこれでキッチンの地震対策は完了。実際にこのラッチが揺れを感知しロックすることを願うが、それ以上に地震がこないことを、もっと強く願っておく。
Cheers,
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