やっとGTのステアリングが交換出来ました。
快適化というよりは、商用車仕様から乗用車仕様への
改善計画の1つです。
バンコンのベース車のハイエース バンは商用車だから
ステアリングはウレタン製。
しゃーないと言えばそれまでだけど、
握り心地がしっくりしないし滑るので、好きじゃないんです。
ステアリングは革じゃなきゃ、ウッドじゃなきゃ、
いや別になんでも構わない、と好みの問題です。
私はその『革じゃなきゃ』陽性のため、交換あるのみ。
GT納車前から本革ステアリングを探しました。
欲しかったタイプはシンプルな全面本革ステアリング。
当初のステアリング選びの優先順位は
- 信頼のおけるメーカー品
- 全面本革
- ガングリップ
この3点を満たしてくれればOKなんです。
1.と2.を満たせば、3. は無くても良かったんですが、
1と2を満たすステアリングが見つかりませんでした。残念。
アフターパーツについては、取付・交換の目的や位置、
その機能性によって自分の中でそれぞれライン引きがあります。
操作性だけでなくエアバックの移設もあるので、ステアリングは
実績のあるメーカーに拘りました。
有名そうな❓メーカーが販売しているステアリングの殆どが、
レザーと木目調の別素材で構成されているものばっかで、
これが今のトレンドみたいです。
私の知っているステアリングは、ナルディ、モモ、イタルボランテ、
といった昭和に流行ったブランドしかありません。
今はエアバックが標準装備になっているので、エアバック移設は
絶対です。となると、それが可能なステアリング選びになり、
老舗メーカー品は対象外です。
探していくうちに、有名っぽいOEM製の全面本革ガングリップの
ステアリングを、オリジナル品として販売しているショップを見つけたんです。
そのステアリングは、OEMが通常販売している人気のステアリングを
さらに全面革巻きにしているっぽいので、グリップが明らかに太いんです。
太いグリップも握りにくいので、そのショップにグリップ径を問い合わせしてました。
しかし、なんとです❗️
OEMがグリップ径を公表していないので分からない、
という回答でした。びっくりです。
その他に全革のステアリングが全く無かった訳ではないですが、
オークション販売だったり、なんかイマイチ納得がいかなかったので、
パスしました。
あともう1つ探したのが120系のプラドの新車外しの本革ステアリング。
これがハイエース200系と共通の構造みたいで流用が可能らしい。
しかし、車両販売終了後10年経過では、新車外しがある筈もなく、
その結果、2.の全面本革が選択条件から消えました。
3. のガングリップは3タイプありました。
1.革がガングリップ全体を覆っているタイプ
購入したステアリングです。
2. 革がガングリップの半分を覆っているタイプ
3. 革がガングリップを全く覆ってないタイプ
全面革が第一希望なので、1のガングリップ全面が革で覆われおり
実績のあるメーカーでたどり着いたのが、シルクブレイズ
というブランドです。
そのスポーツステアリングの黒木目を選びました。
で、購入しようとしたら在庫なし。またかい❓
2月の時点でこのステアリングも欠品中。マジかよ❓
半導体工場の火災のためにナビとETCが欠品し、
思うように購入できなかったのが昨年の12月。
ステアリングは半導体関係ないじゃん。。。
納期の問い合わせをしたら大体の時期は確認できましたが、
その頃になっても『在庫あり』になりません。
どーなってるん❓と思ってたら6月になっちゃいました。
6月上旬に納期確認したら、6月中旬入荷とのこと。
とりあえず注文しないと始まらなさそうなんで、
ヤフーショッピングでポイント目当てで日曜日に注文。
6月中旬入荷の予定が、予定より少し早く配達され、
やっとステアリングの交換が出来ました❗️
在庫が持てるほど生産出来ないって事なんでしょうか。
もっと早く注文しとけば良かったと後悔です。
折角ステアリングを交換するので、
ステアリングシェイクダンパーも同時に取り付けます。
何故かというと、シェイクダンパーの取り付けをするには、
エアバックを外さないと出来ません。
エアバックを外すには、バッテリーのマイナス端子を
外さないと怖くて出来ません。
別々にやると作業が2度手間、3度手間になるので同時に行います。
シェイクダンパーの効果は、
走行時のステアリングに伝わる振動を軽減してくれるらしい。
実際にどれだけ効果があるのか不明ですが、
3,000円くらいでレクサスとかの高級車に
標準で付いているものが取り付けできるので、
付けたいと思います。
パーツは全てトヨタ純正部品
これがステアリングシェイクダンパー
先にシェイクダンパーをステアリングに取り付けました。
ステアリング交換で使った工具
この赤のソケットレンチセットは、コンパクトサイズで
しかもトルクスドライバーまで入って2,000円❗️
アマゾンでも高評価のセットです。
ステアリング交換には、トルクスねじ(T30)を緩め、
エアバックを外さないといけません。
ステアリング固定のセンターナットは、十字レンチが無くても
普通のレンチにエクステンションを使えば外せます。
プラスドライバーは絶対に必要。
マイナスの精密ドライバーは、あれば便利、なければ
小さめのマイナスドライバーを用意したいです。
マジックとマスキングテープはセンターの位置出し用。
2重に印を付けました。
ではGTのステアリング交換です。
エアバックを外すので、助手席下のバッテリーの
マイナス端子を外します。
寒冷地仕様なので、運転席下後ろのバッテリーも外します。
ハイエースのステアリング交換の動画は
YouTubeにたくさんあるので悩む心配がありません。
私が参考にしたYoutube
後はYouTubeを参考にしながら作業するだけです。
段取りが悪い私でも、1時間位で交換出来ました。
ショップだと30分位 / 5〜8,000円位の作業プラス
ステアリング代。
DIYすればステアリングもネットで安く購入でき、
さらにポイントも貯まるので絶対に節約できます。
T30のトルクスねじ(右側)
この星のような型のネジを緩めないとエアバックが
外せません。
トルクスねじ(左側)
この両サイドのトルクスねじは、緩むだけで外れません。
後の工程のパーツ移植では外れます。
エアバックを取り外した後です。
ここでステアリングのコントロールスイッチを外すか、
ステアリングを外した後に外すかは、好みです。
この後、力任せでノーマルステアリングを引き抜くんですが、
個人的にはこの工程が1番大変と思います。
ステアリングを引っ張る時、センターのナットは
緩めるだけで絶対に外さないことは要注意点です。
あくまでも注意点であって、大変な作業でも何でもありません。
何が大変か❓
ステアリングを引き抜くのに、とにかく力が必要です。
何でこんなに外れんの❓❗️と思うくらい外れません。
外れないから、ステアリングを左右に振って回してしまうと
センターがずれたところでロックが掛かってしまうので超要注意です。
ロックが掛かってもステアリングは外せます。
ステアリングも交換できます。
しかし❗️印をつけたセンターボルトの位置が斜めにズレるので、
交換するステアリングはその印に合わせて斜めにつけないと
いけなくなります。
マスキングテープでのセンター位置は、
ロックが掛かった時点で使用不可です。
ノーマルステアリングからパーツを移植中
移植後は取り外した手順の逆で、新しいステアリングを
取り付けるだけです。
じゃ〜ん❗️取り付け完了
Before & Afterの比較をしようと思ったけど、
Beforeの写真を撮ってませんでした。ハハハ
シフトノブも純正品はいけてないので、
ステアリングとおそろに交換しました。
見た目も変わりましたが、何と言っても運転中のステアリングを
握る感覚が劇的に向上しました。
木目調の部分は革と全く感触が違うので、
慣れが必要かなと思います。
ステアリングシェイクダンパーですが、確かに
ステアリングに伝わる振動は軽減された感じです。
路面が綺麗に舗装されている道路では滑らかなので、
高速道路でも期待できそうです。
ステアリングシェイクダンパーだけの取り付けは、
ステアリングを外す必要がなく、
3,000円くらいのDIYでこの効果が得られるのであれば
この快適化は『あり』かなと思います。
Cheers,
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